池田信夫 blog : ITはもう成長産業じゃないのか
日本経済が行き詰まっている原因も、ここにある。「日本経済は成熟したのでもう成長しない」という宿命論は、TFPが大きく伸びたアメリカをみればわかるように誤りである。PCが普及したのにハンコや紙がないと手続きできない役所、ITで事務経費が大幅に減ったのに人件費を削減できない企業、そしてレガシー技術で顧客を食い物にするITゼネコン・・・こうしたIT利用の貧困が日本経済をだめにしているのだ。
ITは、今でも経済の最大のエンジンである。環境保護で成長するなんてナンセンスだが、日本の通信インフラは世界一で、成長のポテンシャルも大きい。それなのにIT産業がだめになるのは、新規参入と競争がないために賢いIT消費者が出てこないからだ。特に付加価値の低い工業製品が新興国との競争にさらされている今は、高度な情報サービスを開発するイノベーションが、IT産業の――そして日本経済の――立ち直る鍵である。
episode:56 「いままで音楽産業と呼ばれていたものは、ニセモノを売って稼いでいたんです。」:日経ビジネスオンライン
ちゃんとしたデータでなく、もっともらしいことを言って、自分のビジネスがうまくいかないのをお客のせいにしている。そんな会社はたくさんあります。
NIKKEI NET(日経ネット):「iPad」に雑誌配信、「おとなの週末」など38誌
記事の配信を決めたのは講談社の「おとなの週末」や扶桑社の「SPA!」、主婦の友社の「ef」など38誌。各誌数百円前後で読める。実際のサービス開始までにさらに増える可能性がある。
「地域ごとにGWをずらそう」法案にネット住民の怒り爆発 | web R25
「システム改修ハンパないぞ」
「金融関係はまったく無理なんですけど」
「カレンダー業者は死ねと」
iPadで拡大する日米の情報格差 | エコノMIX異論正論 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
インターネットは、既存のアナログ的ビジネスモデルを破壊する。音楽業界は「著作権」を盾にとってインターネットを拒否した結果、業界の外からやってきたアップルにネット配信のビジネスを奪われてしまった。アメリカの出版社はその教訓に学んで、電子出版をチャンスとして生かそうとしているが、日本の出版業界は音楽業界の失敗を繰り返そうとしているようだ。愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶということわざがあるが、経験にも学ぶことのできない者を何と呼べばいいのだろうか。
経済危機は資本主義の強さを証明した - 池田信夫 blog
金融システムの打撃が最小だった日本経済がもっとも出遅れている原因は、成長率を引き上げる長期的な戦略なしに場当たり的な財政・金融政策や所得再分配を続けた「政府の失敗」だ。
大きな試練をくぐり抜けて、グローバル資本主義の変化は一段と鮮明になった。先進国が危機の後遺症に苦しむ中で、新興国の経済は危機以前の水準にいち早く復帰し、世界経済の中心が移ったことを示している。こうした変化を「ユニクロ型デフレ」などという愚劣なとらえ方しかできない日本は、無意味な「デフレ退治」で財政危機を拡大し、それが先行き不安を増して投資を冷え込ませる悪循環に陥っている。
「需要か供給か」という不毛な論争 - 池田信夫 blog
つまり問題は「需要か供給か」ではなく短期か長期かなのである。短期的な需要不足を埋める政策は、一時的な応急措置としては必要だが、それは景気対策であって成長戦略ではない。政府が需要不足をすべて埋めることはできないし、かりにできるとしても、その上限である潜在成長率は、最近の日銀の調査では0.5%まで低下している。それを引き上げる規制改革を行なわないで、菅氏のいうような雇用対策に税金をばらまいても、財政赤字を積み上げるだけである。
白川総裁、デフレを語る - 池田信夫 blog
現在のようなゼロ金利状態では、日銀にできることは限られており、需要が冷え込んでいるとき通貨をいくら供給しても、インフレが起こるはずがない。根本的な対策は、日本経済が長期的に成長するという期待を高めるしかない。その対策として白川氏があげたのは、次の3点だった:
* 経済活動を自由に行えるようにする規制改革
* 人材や資金が動きやすくする労働・資本市場の改革
* 構造調整を支援するセーフティネットの整備こうした改革は、すべて実体経済の効率を上げる政策で、日銀の役割はその調整コストを減らす側面支援である。グローバル時代には、過剰な金融緩和はキャリー取引を誘発し、アメリカの住宅バブルの一因になった。いま新興国でそういう状況が起き始め、「金融緩和はやめてくれ」といわれている――と白川氏は語っていた。Mankiwの教科書を読めば、こういう考え方は「日銀理論」ではなく、世界の標準的なマクロ経済についての理解だということがわかるだろう。
アゴラ : 戦前と変わらぬ外交防衛感覚−外交と防衛の区別がつかない人々− 站谷幸一
「防衛論議が、そのまま外交論議になってしまったことに、戦前の日本外交の過誤の核心があったのではないだろうか。」
小倉和夫(元フランス大使)


